メイン州で約600本のマリファナを栽培していた中国人女性が警察に対し、マリファナの匂いが好きだったからそうしたと供述した。
WGMEの報告によると、8月27日に逮捕された29歳のジアミン・リャオは、バンゴーにあるメイン州連邦地方裁判所でマリファナに関連する施設を運営したとして2件の重罪に問われている。
警察は大麻植物に加えて、約20ポンドの加工大麻も押収した。摘発は3月、廖さんが家族からもらったお金で購入したマディソンとノーリッジウォックの2軒の不動産で起きた。
リャオさんは警察に対し、加工した大麻を1ポンドの袋に入れてクローゼットに保管しており、それらは売り物ではないと述べ、「私の赤ちゃんのようなもの」だと述べた。
連邦政府は、民事没収によってノリッジウォック邸を差し押さえることを目指しているが、この法的手続きでは、米国弁護士に対し、その不動産と犯罪行為を結びつける「証拠の優位性」があることを法廷で証明することが求められる。
メイン州は違法大麻取引で溢れている
連邦法執行当局によると、今年初めに法執行機関が別の違法栽培事業を摘発し、加工済み大麻40ポンド(18キログラム)を押収したが、これはメイン州で約100件行われた同様の違法な大麻栽培事業のうちの1つだという。
メイン州議会代表団は1年以上前に米国司法省(DOJ)に書簡を送り、州全体で外資が所有し違法に運営するマリファナ事業の存在を阻止するよう同局に協力を求めた。
当時の書簡には、「州の法執行機関は、中国の違法栽培事業として使用され、推定43億7,000万ドルの収益を生み出している疑いのある物件270件を特定した」と書かれていた。
2月、上下両院議員50人からなる超党派グループはメリック・ガーランド司法長官に対し、中国政府とメイン州だけでなく米国全土の違法大麻栽培活動との潜在的な関連性を調査するよう要請した。
Reference : Woman Busted For Growing 600 Weed Plants In Maine Did It For The Smell, They’re ‘Like My Babies’
https://www.benzinga.com/markets/cannabis/24/09/41009722/woman-busted-for-growing-600-weed-plants-in-maine-did-it-for-the-smell-theyre-like-my-babies