日本人アーティストが 1930年代のインドの思い出を ポストカードに刻む

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かつては「低級芸術」とみなされていた浮世絵から 日本の芸術家、吉田博は、芸術家、彫刻家、印刷工の労働力を引き受け、1930年代のインドの素晴らしい風景画を創り出しました。タージ・マハルからベナレスの川岸まで、これらの版画は現在、吉田のインド全土を旅した思い出が刻まれたポストカードとして使用されています。

日本の伝統的な木版画芸術である浮世絵は、文字通り、浮遊する世界や悲哀に満ちた世界を表現しています。20世紀の新版画芸術運動に参加した吉田は、この伝統的なスタイルに大きな影響を受け、アーティストたちがデジタルカメラを使い始めてこのスタイルが衰退し始めた後も、このスタイルを実践し続けました。

世界中を旅する意欲に駆られた新版画家として、彼は風景、建築、人物の個々の雰囲気に光と表現を取り入れたヨーロッパ印象派に多大な影響を受けました。そのため、浮世絵と新版画を比べると、どちらも木版画として作成されているにもかかわらず、後者は影と濃い色パレットで生き生きとしているという明らかな違いが見られます。

吉田は芸術家としての人生の終わりに、  旅先で撮った版画をすべて集めて「 世界百景」というシリーズを作ろうとしました が、残念ながらその着手を始める前に亡くなりました。しかし、彼はこの版画という形で、旅の素晴らしい断片を残しました。それは、新版画運動の代表的な例の 1 つとして今も残っています。彼はアメリカ、ヨーロッパ、アフリカを頻繁に旅しましたが、東南アジアでの芸術的探検に 2 年間を費やしました (1929-31)。ガイドブック や年鑑を携えて息子とともにインド中を旅しながら 、吉田はゆっくりと 1930 年代のインドを木版に彫り、過ぎ去ったけれども記憶に残る時代の繊細な美しさを不滅のものにしていったのです。

Victoria Memorial, 1931

ビクトリア記念碑、1931年Hanga.com

Reference : Japanese Artist Carved His Memories Of 1930s India Into Postcards
https://homegrown.co.in/homegrown-voices/japanese-artist-carved-his-memories-of-1930s-india-into-postcards

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