日本は、大麻の個人使用を犯罪化すると同時に、大麻由来の医療製品を合法化することで、大麻政策を大幅に転換する見通しだ。
共同通信によると、厚生労働省は木曜日、大麻使用の規制と大麻由来の医薬品へのアクセス拡大を目的としたこれらの変更が12月12日に発効することを確認した。
日本が大麻使用を犯罪化
日本は長い間マリファナの所持と栽培を禁止してきたが、その使用を罰することはなかった。この抜け穴は当初、大麻農家を保護するために残されていた。大麻農家は、産業目的で大麻を栽培する際に、意図せず微量の大麻化合物を吸収する可能性がある。
しかし、特に若者の間で薬物乱用に対する懸念が高まっていることから、日本は姿勢を転換した。
改正法では、大麻の使用は違法となり、違反者は最長7年の懲役刑に処される。当局は、この厳しい姿勢が薬物乱用の増加に対処し、抑止力となると述べている。日本の厳格な薬物政策は、ゼロトレランスアプローチで長い間知られてきたが、今回の動きは、個人使用までも管理する新しい時代を告げるものである。
医療用マリファナ
対照的に、日本は医療用マリファナ製品への扉を開いている。改正法は大麻由来の医薬品の使用を許可するが、これは治療へのより広範なアクセスを主張してきた患者にとって重要な一歩である。
大麻ベースの医薬品はこれまで臨床試験に限定されていたが、新しい法的枠組みは、処方箋と医療におけるより広範な使用を可能にする。
患者団体は、ヨーロッパや米国を含む世界の多くの地域ですでに承認されているカンナビジオール(CBD)医薬品を特に声高に推進してきた。
これらの医薬品は、重度のてんかんなどの症状の治療に使用される。この法改正は、日本の制限的な薬物政策の下で効果的な治療法を見つけるのに苦労してきた患者に希望を与えるものである。
Reference : Japan Criminalizes Cannabis With 7-Year Prison Sentence, Medical Marijuana Remains Legal
https://www.benzinga.com/markets/asia/24/09/40845784/japan-criminalizes-cannabis-with-7-year-prison-sentence-medical-marijuana-remains-legal