[ シリーズ ] 日本の大麻合法化の現状とプロセス #02

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前回、ドイツの合法化の報道と、その流れが、日本にも大きく影響するのではないか?という見方だという部分で終わったので、今回、その続きを見ていきたいと思う。

先日、ドイツの合法化の草案が出てきて、業界では、少し驚きの声が出ているが、それは筆者にしても驚きであった。なぜなら、ドイツは日本と同じ敗戦国で、本当に国民の為になるような政策は、世界の中でいつも最後の方だからである。その理由は簡単で、いわゆる、よく言われる、「敗戦国ガー、GHQガー、アメリカガー、ロックフェラーガー、」である。

これを今読んでいるあなたが、右か左か?陰謀論者かどうか?は別に、国際的な金融資本屋が世界の中心部となる政策作りに大きく関与している事は事実であり、それが現在の世界の様々な問題の根幹にあるのは事実である。

その上で、敗戦国、日本とドイツはいつも、彼らのビジネスの最後の方の草刈り場として、また、彼らの都合のいいよう機能してきました。例えば、現在の、非科学的なSDGsのような環境ビジネスや、行き過ぎた人権問題など。特にEUはこれらの問題を押し付けられ、ドイツは騎手のような存在感を出してきました。日本も、戦後、彼らの草刈り場となり、彼らのルールとお金で、世界2位までの経済大国になりました。そして、草刈りは終わり、現在、日本は衰退し、発展途上国のような国になろうとしている。そして、それは、最近まで「世界の工場」と言われた中国も同じである。

現在、彼らの草刈り場は、中国を終え、インドに移行しようとしている。

「アメリカのトレンドは、日本では5年後に流行る。」

これは、子供の頃からよく言われた言葉で、本当に昔からよく聞いた言葉である。これは、正に、上記で説明した原理をよく現した言葉だと思う。つまり、アメリカで生まれ、世界に広まるようなカルチャーや運動などを、次に、ヨーロッパなどの法的に緩い部分からビジネスとして導入していき、最後に、法的にも厳しい日本やドイツに持ち込むというもので、これは、経済評論家の田村秀男氏が実際、アメリカのヘッジファンドの人間がそう話しているのを聞いたそうだ。特に、本当に国民の幸福が関わるようなものは、日本に来るのは本当に遅い事案になる。彼らからすると、お金になるタイミングが大事なのだろう。

だから、ドイツの合法化は注目であり、日本に与える影響は大きいと思う。

「で、ドイツ合法化したけど、日本はどうなの?」

近年、日本でも大麻に対する意識は随分変わったと思う。これは各合法化運動家の活躍はもちろんあるだろうが、大きくは日本でもHip Hopが根付いてきた事も要因の一つと見ていいだろう。そんな世代を生きている若者や人以外の未だに大麻を麻薬と思っているような人も、ドイツが合法化するとなると、日本でも大麻に対し、向き合わざるえなくなるだろう。そして、人々の大麻に対するイメージの変革を大きく底上げするだろうと見ている。

昔、マリファナ・ハイだか、マリファナ・ナウだったか、バースト・ハイだったか忘れたが、2030年の情景を描いた漫画で、お父さんが子供に「昔は大麻は法律で禁止されてたんだよ。」というと子供が「えー、なんでー、嘘ー、信じられない!」という1コマがあったが、このまま順調に行くと、その未来が来る事だろう・・・

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