スコッツミラクルグローのCEO、ジェームズ・ハゲドン氏は、今年初めに大統領に就任して以来、ドナルド・トランプ大統領と複数回会談を行ってきたが、そのたびに伝えられたメッセージは一貫している。マリファナの規制再設定は優先事項であり、トランプ大統領はそれを実行するつもりだという。
ヘイゲドン氏は、フォックス・ビジネス・ネットワークの番組「ザ・クラマン・カウントダウン」に出演した際にこのコメントを述べ、連邦政府のマリファナ政策、特に規制物質法に基づくマリファナの再分類についてトランプ大統領と「複数回」話し合ったことを確認した。
「状況を変えられる人物が一人います。私や他の人たちに、そうすると言っています。それはアメリカ合衆国大統領、ドナルド・トランプです」とハゲドン氏は述べた。DEAの新長官テレンス・コール氏について、ハゲドン氏は「彼に聞きたいのは、大統領か首席補佐官からの電話で、これは選挙運動中に彼が立てた約束であり、約束は果たされたと伝えることです」と付け加えた。
この発言は、トランプ大統領がDEA長官テレンス・コール氏を正式に指名したわずか数日後になされた。法執行機関で長年の経験を積んだコール氏は、マリファナの規制変更を最優先事項の一つとして公に挙げていない。ヘーゲドン氏は、この動きを完全に理解していると述べている。
「彼は法執行官としてのキャリアがあると思うので、驚きはしません」とハゲドン氏は述べた。「たとえ全米のほぼすべての州で合法化されているとしても、法執行官が『さあ、マリファナを合法化しよう』と率先して言うとは思えません」
トランプ大統領の周辺からはマリファナ規制改革を求める声が高まっており、その中には11月の選挙を前に規制の再設定、あるいは全面的な解除を受け入れるよう政権に公然と促してきた複数の顧問や共和党支持者も含まれている。
Reference :