ドイツでは2024年1月1日にマリファナが合法化される可能性が高いが、バイエルン州の大臣らは法律が施行された後でも南部州でのマリファナへのアクセスを妨害する計画を立てている。
バイエルン州は大麻取締局の運用を計画
ドイツはオランダに倣い、全国レベルでマリファナを合法化する構えだ。しかし、CSU大臣マルクス・セーダー率いるバイエルン州の政治家たちは、この変化に抵抗するために全力を尽くしたいと考えている。
今週ミュンヘンで講演した南部連邦州のクラウス・ホレチェック保健大臣は、バイエルン州政府が合法化され次第「中央大麻管理部門」を設置すると発表した。
CSU大臣によると、管理部門は「この危険な薬物の消費を抑制し、可能な限り防止する」予定であるという。 「ベルリン信号機連合の計画は公衆衛生、特に若者の健康を脅かしている」とホレツチェック氏は付け加えた。バイエルン州が制御装置をどのように運用するかについては、それ以上の情報は明らかにされていない。
大麻の摂取が若者の健康、特に脳の発達にどのような影響を与えるかは、合法化プロセスを通じて一貫した懸念であった。 8月、ドイツのカール・ローターバッハ保健大臣は、連邦政府が合法化に先立ち、未成年者に大麻摂取のリスクについて若者に警告するための大規模な公衆衛生キャンペーンを発表すると発表した。
現在の法律では、18歳以上の人は警察による刑事罰を受けることなく、30グラムまでのGenusscannabis(嗜好用大麻)を購入し、持ち運ぶことができるようになる。
連邦参議院、現在のマリファナ法案について議論
ホレツチェックの発表は、ドイツ連邦参議院が夏の休暇後の最初の会議で大麻合法化法案の現行草案を議論する予定の数日前に行われた。
連邦参議院が会合を開き、法案についてコメントを行った後、法案は調整のために連邦議会に戻され、その後連邦参議院で再度読み上げられることになる。ホレツチェックによれば、バイエルン州政府は「法案を全面的に否決する動議をレンダーカンマー(州議会)に提出する」予定だが、ラウターバッハ氏は、法案は州議会の承認を必要としないため、これによって同法案が阻止されるわけではないと述べた。
Reference : Bavaria To Control Cannabis Use After German Legalisation
https://www.420magazine.com/featured/bavaria-to-control-cannabis-use-after-german-legalisation/