ほぼ見えない光を照射すると THC 含有量が大幅に増加する可能性

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研究によると、一日の終わりに大麻作物に遠赤色光を照射すると、一部の品種の THC 含有量が大幅に増加する可能性があることがわかりました。

オーストラリアの研究チームは最近、 Scientific Reports誌に、 遠赤外線(FR)光が3種類の大麻品種(カンナトニック、ヒンドゥークシュ、ノーザンライツ)の収量に与える影響に関する先駆的な研究を発表しました。この実験では、6つの異なる光条件を評価し、人工太陽光のサイクルを短縮し、FR光を補完することで、従来の12時間光周期と同等、あるいはそれを上回る結果が得られるかどうかを検討しました。

このRFと呼ばれる光は人間の目にはほとんど見えませんが、植物の発育、特に日陰回避反応として知られるものや他の波長と組み合わせた場合の光合成効率において重要な役割を果たします。

最も注目すべき発見は ノーザンライツ品種で達成されました。10時間の完全光照射と2時間の暗期FR光照射をサイクルとして適用したところ、従来の12時間光照射モデルと比較して、THCの総収量が70%増加しました。さらに、この処理により電力消費量は5.5%削減されました。

ヒンドゥークシュ種の場合、最も効果的な治療法は、光周期の終わりに2時間のFR(夜間の夜間光)と、夜明け前にさらに2時間のFRを組み合わせたもので、これによりTHC濃度も大幅に上昇しました。一方、CBD含有量の多いカンナトニック種では、反応にばらつきがあり、総カンナビノイド収量に有意な改善は見られませんでした。

研究者らは、FR光への曝露によって植物の高さが増加することも観察しました。しかし、12時間の光周期においてFR光への曝露時間を4時間に延長すると、花芽形成に著しい減少が記録され、過剰曝露のリスクが高まりました。

この研究は 、戦略的な赤色光管理により、エネルギー消費を抑えながら、高 THC 大麻株の収穫量を増やすことができるという具体的な証拠を示していますが、結果は遺伝子型によって異なるため注意が必要です。

Reference : Luz casi invisible potencia el THC en plantas de marihuana
https://canamo.net/noticias/mundo/luz-casi-invisible-potencia-el-thc-en-plantas-de-marihuana

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