新たな研究によると、CB1受容体は神経線維を覆う保護層であるミエリンの修復において重要な役割を果たしていることが示唆されている。この発見は、脳の自己修復を助ける上でエンドカンナビノイド系が果たす役割の重要性を改めて浮き彫りにするものである。

ミエリンは神経線維を覆う保護鞘として働き、信号が効率的に伝達されるようにする。多発性硬化症などの疾患でこの鞘が損傷すると、神経細胞間の情報伝達が阻害され、神経線維がより露出してしまう。そのため、この保護層を再構築する身体の能力である再ミエリン化は、神経学において最も活発な研究分野の一つとなっている。
この研究は、脳と脊髄でミエリンを生成する細胞であるオリゴデンドロサイトに焦点を当てた。研究者らは、マウスの遺伝子モデルを用いて、分化したオリゴデンドロサイトにおいてCB1受容体遺伝子を選択的に欠失させ、脱髄と再髄鞘形成の研究に用いられる実験モデルであるクプリゾン誘発修復中に何が起こるかを観察した。

記事によると、CB1受容体の欠如は、新たに再生されたオリゴデンドロサイトの最終的な成熟を阻害し、ミエリン修復を低下させた。この研究は、エンドカンナビノイドシグナル伝達が、オリゴデンドログリア系の初期段階だけでなく、機能的なミエリンの再構築に必要な最終段階にも関与していることを示唆している。
しかし、シュプリンガー・ネイチャーのウェブサイトには、公開されている原稿は最終版ではなく、早期アクセス版であると明記されている。さらに、この研究は動物実験に基づいており、大麻、THC、またはその他のカンナビノイドがヒトのミエリンを修復できることを証明したものではない。しかし、この研究が示唆しているのは、CB1受容体を精密に調節することが、将来の神経修復を目的とした治療法の研究分野となる可能性である。

この発見は、大麻研究がこれまで示してきたある考えを裏付けるものだ。すなわち、エンドカンナビノイド系は、娯楽や治療といった直接的な用途だけに還元できるものではないということである。エンドカンナビノイド系は、神経系の発達、炎症、修復といった基本的なメカニズムにも関与している。この複雑さを認識することが、これまで研究を阻害してきた熱狂と偏見の両方を回避する鍵となる。

Reference : Los receptores CB1 impulsan la reparación de la mielina
https://canamo.net/noticias/mundo/los-receptores-cb1-impulsan-la-reparacion-de-la-mielina
