研究:廃水分析により、日本での大麻使用が増加しており、CBDの使用がはるかに普及していることが判明

anandamide.green投稿者:

今週Forensic Sc​​ience Internationalに掲載された研究では、廃水検査を使用して、2020年から2023年にかけての日本における大麻とCBDの使用の普及状況を追跡しました。

クイーンズランド大学と金沢大学の研究者らは、「近年着実に増加しているにもかかわらず、日本におけるTHCの使用率は他の国々に比べて低いままであるが、CBDの使用は他の国々よりもはるかに一般的である」ことを発見した。

この研究では、本州にある約12万人に水を供給する下水処理場のサンプルを分析しました。ほとんどのサンプルでTHCとCBDのバイオマーカーが検出され、THCは1,000人あたり1日平均約5回分の摂取量を示しました。大麻の使用量は着実に増加しており、研究期間中は毎年約27%増加しました。しかし、この増加にもかかわらず、検出されたTHCの一人当たりの濃度は北米の100分の1にも達しませんでした。

日本では医療目的で合法であるCBDが、はるかに高い濃度で検出された。研究者らは、排水中で測定されたCBDの大部分は、大麻に含まれる微量ではなく、CBD製品の直接摂取に由来するものであると結論付けた。彼らは、日本におけるCBDの使用はTHCの使用と同程度、あるいはそれ以上に一般的であり、他の国と比較してより蔓延していると結論付けた。

著者らは、日本は世界でも最も厳しい大麻関連法規を維持しており、医療目的以外での使用には最長7年の懲役刑が科せられると指摘している。しかしながら、本研究結果は大麻の消費量が徐々に増加していることを示唆している。

同時に、本研究は、CBDが世界の他の多くの地域よりも広く受け入れられ、使用されているという、日本におけるCBDの独特な役割を浮き彫りにしている。

Reference : Study: Wastewater Analysis Finds Cannabis Use Rising in Japan With CBD Use Far More Prevalent
https://themarijuanaherald.com/2025/10/study-wastewater-analysis-finds-cannabis-use-rising-in-japan-with-cbd-use-far-more-prevalent/

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA