世界中のヒンズー教徒にとって最も重要な寺院の一つであるこの寺院では、信者たちが祈りを捧げたり、宗教的な歌に合わせて踊ったりしている。
ネパール、カトマンズ(AP通信) — 水曜日、ネパールの首都にある崇敬すべき寺院に何万人ものヒンズー教徒が集まり、同国最大の宗教的祭りの一つを祝った。
ヒンズー教の神シヴァを祀るパシュパティの近くのバンカリの森では、聖職者や信者が大麻の煙を吸った。これは通常違法だが、シヴァラトリ祭では許可されている行為である。
信者たちは、世界中のヒンズー教徒にとって最も重要な寺院の一つであるこの寺院で、祈りを捧げ、宗教的な歌に合わせて踊っている。ネパールの人口の約81%はヒンズー教徒である。隣国インドからも多くのヒンズー教徒がこの祭りのためにカトマンズを訪れた。
シヴァラトリの重要な部分は、マリファナを吸う自由である。マリファナを吸う行為は、通常、使用者には最長1か月、密売者には10年の懲役刑が科せられる。
寺院からバグマティ川を渡った森林地帯は、祭りの期間中何日もキャンプをするヒンズー教の聖職者たちでいっぱいだった。ネパールの若い男性や女性もその煙を吸っていた。
「マリファナの喫煙は合法化されるべきだが、一定の制限と限界を設けるべき」と、大麻を吸っていたアビシェク・パタクさんは語った。「マリファナにはさまざまな用途があり、将来的にはマリファナの使用が完全に合法化されることを心から願っている」
議員や支持者はネパールでマリファナを非犯罪化しようと努力してきた。2020年1月にはマリファナの栽培と使用を合法化する請願書が提出されたが、それ以降の進展は停滞している。
「国内でマリファナが合法化されれば、医療用など、多くの可能性が開けるだろう」とフェスティバル参加者のアカシュ・リマル氏は語った。
ヒッピーたちがヒマラヤの国にやって来た1960年代、ネパールはマリファナやその他の麻薬で有名だった。店や茶屋はマリファナを合法的に宣伝し、販売していた。しかし、マリファナは 1976 年に違法となった。
何百人もの警察官がこの地域を巡回していたが、祭りの期間中にマリファナを吸う喫煙者を止めなかった。
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